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3月21日 工事進捗100%
ウトロ漁港人工地盤工事も無事終了です。
本日は機材の搬出を行っており、寒い中頑張って
頂いた皆さんを見送っております。
今回の工事では、寒い地域ならではの貴重な経験
ができ、現場も心も春らしい気持ちで知床を去り
ます。(これから引っ越しで忙しいですが)

3月8日 春近し
日中気温も+7.2℃と段々暖かくなり、今週は見事に晴れました。
知床連山も遠くまで見ることができ、改めてその美しさを感じています。
オホーツク海は、まだまだ氷に覆われ、現在は氷の上に雪が積もっている状態で真っ白です。
水平線に続く真っ白な景観もきれいですが、冬の当初に見られた青々とした流氷も迫力があり、
雪の下に隠れてしまっているので、少し残念です。
知床の時計台風建物にある温度計が、7.2℃と表示され、
着工してからの最高気温になりました。

2月25日 知床オーロラファンタジー
オンコロ岩の特設会場で、オローラファンタジーが開催されました。
昭和33年、知床半島で観測された本物のオーロラを再現すべく、
またオホーツク海に寄せる流氷と極寒の厳しさを逆に楽しんでもらおうといった企画だそうです。
流氷に写り込む光線がとても神秘的に見え、十分楽しめます。
当企業体も今回はスポンサーになり、特別待遇のVIP席を用意して頂きました。(ウソです)

2月11日 オホーツク流氷遊覧
↑先端ドリルで氷を砕いて進みます。
紋別市で、流氷を砕いて進む船に乗れると聞き、
オホーツク海遊覧ツアーに参加してきました。
流氷砕氷船「ガリンコ号」
は船主に付いたドリルが
流氷を砕きながら進む船で、海上に出ないと見る事が
出来ない素晴らしい景観をたのしめます。
また、流氷上にいるアザラシやワシも近くで
見ることが出来ます。
当日は天気も良く、海上から見る一面氷と空しかない、
景観を体験する事ができました。
氷は60センチの厚みまで推進可能だそうです。
空と氷の世界。水平線が丸く見えます。 アザラシ ゴマちゃん登場
乗り場近くでは、紋別雪祭りのため氷のステージがありました。
太陽の光に輝くとさらに神秘的です。製作したのは陸上自衛隊の皆さんです。
紋別にあるオブジェクトですが、
なんて美味しそうに見えるこのつめ!
この下には巨大なカニがいるはずです。

2月3日 オシンコシンの滝
知床八景の一つ、オシンコシンの滝は、2つの滝が流れ落ちる途中から一つになり、双方の流れが
交わる美しさから、「双美の滝」とも呼ばれ、流れ落ちた水が一気に海に流れ込む雄大な滝です。
本日の気温も大変厳しいため、滝も半分凍っております。
もうすぐ流氷祭りのため案内所も開店しますが、ただいま自販機も閉店中でした。
話題をもうひとつ。
知床ツーリングではタイヤのホイールに、このような生命体が寄生して段々大きくなります。
これは氷柱で、おそらくですがタイヤによって巻き上げた氷や雪がシャフトやブレーキに
付着して熱で一旦融けますが、大気中の外気があまりにも低いので、
遠視力で飛び散る前に凍ってしまうのではないかと思います。

2月1日 一時的に天候回復
本日、一時的に晴天に恵まれました。
写真は本工事の基礎工事スタッフ皆さんです。氷点下でも動じない寒さに強いタフな方々です。
日中気温は相変わらず氷点下で海上は一面氷で覆われ、サハリンまで歩いて行けそうです。
知床観光に流氷歩行ツアーがあり、転落事故防止のためドライスーツをきて歩行します。
寒い中でも流氷撮影に多くの人が訪れ、オオワシ、オオタカ、尾白ワシ等の野生を撮影するのに
夢中です。
確かに、現場の回りにもエゾシカがやってきて、カメラ撮影には大変協力的です。(カメラ目線)
現場の港には、クリオネが普通に生殖していますので、簡単に採取出来ますが、
かわいい姿ですからもちろん撮影後はリリースです。
北海道名物「エゾシカ」この一面真っ白な大地で何を食べているのか?
流氷の天使「クリオネ」本当の名前はハダカカメガイで巻貝の一種

1月26日 爆弾低気圧
24日から爆弾低気圧が北海道を襲い、当現場でも25日は作業中止になりました。
海から本格的な流氷も接岸しています。氷の大きさが写真ではお伝え出来ない事が、
とても残念ですが、流氷ご希望の方には梱包費と送料負担でご相談受けます。
(やっぱり無理かも)
26日には作業再開と、北の大地で頑張る皆さんの頼もしさを感じます。
主任技術者のNさんは、さすが防寒対策のスペシャリスト!完全防備でした。
(優れグッズはどこに売っているのだろ)
マスクが怪し過ぎるので、正面の撮影はご勘弁を。私は顔出しで流氷と記念に一枚!顔が痛い

1月22日 流氷到着
流氷が到着しました。
地元の人からの話によると、今年最初の流氷は
密度の薄い氷で「われ氷」と言うそうです。
気温はまだ高いらしいです。(これで?)
現場は、世界遺産「知床」の入口にありますが、
いまは氷が薄いので、キタキツネも走れません。
しかし、さむい!
オンコロ岩について少し。
現場の目の前にある大きな岩は知床八景の一つで、岩の上に登る事ができます。
岩の上から眺める知床連山とオホーツクの海は大変美しく、気分はまさしく松山千春です。
オンコロ岩の景観は、幕末から明治にかけて活躍した冒険家「松浦武四郎」が惚れ込み、
何度も訪れたところだそうで、松浦武四郎は北海道の名付け親としても有名です。

1月19日 結氷
国内最東部の現場よりレポートします。
本日結氷が港内に広がり、流氷到着も間近の様です。
寒い現場には慣れていますが、今回の現場は特別寒く海の向こうから冷気が吹いてきますので、
作業に対し十分な防寒が必要です。特に現場での携帯電話使用は危険で、会話に集中していると
手の感覚が無いのに気がつかず、手が固まってしまい電話も放せず凍傷になってしまいます。


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